2025.05.21

コラム

埼玉県のインバウンド：台湾・香港に人気の観光スポットとプロモーション戦略

埼玉県は、東京からのアクセスが良好で、歴史的な街並みや自然、ユニークな文化施設が点在しています。
台湾・香港の旅行者にとって「都市の喧騒を離れ、日本文化を体験できる」旅先として注目を集めています。
この記事では、埼玉県における台湾・香港からの宿泊者数、人気観光スポット、効果的なプロモーション方法までを最新データとともに紹介します。

■ 台湾人・香港人の埼玉県宿泊者数（2023年）

国・地域	延べ宿泊者数	埼玉県内での順位
台湾	14,400人	第4位
香港	10,390人	第5位

観光庁「宿泊旅行統計調査」によると、台湾・香港ともに上位を占めており、東京周辺エリアの中でも安定した人気を誇っています。

■ 台湾・香港のユーザーはどれくらい埼玉県を訪れている？

指標	数値
「ラーチーゴー！日本」年間ユーザー数	約1,500万人（推定）
埼玉県訪問経験率（2021年調査）	約22.5%（n=6,296）
推定訪問者数	約1,417人（全体の16位）

→ 訪問経験率は全国でも上位に入り、「東京のすぐそばで本格的な日本を体験できる」旅先として、台湾・香港旅行者の認知が進んでいます。

■ 人気の観光スポットランキング（Google検索分析）

順位	スポット名	特徴
1位	川越氷川神社	良縁祈願で人気・風鈴回廊やお守りも話題
2位	西武園ゆうえんち	昭和レトロをテーマにした遊園地
3位	時の鐘	小江戸・川越のシンボル
4位	東武動物公園	動物園＋遊園地＋プールの大型施設
5位	ムーミンバレーパーク	ムーミンの世界観・豊かな自然

^{※Googleキーワードプランナー／Googleトレンドによる独自調査}

埼玉は“体験型・家族・日本文化”がキーワードの観光地が多く、台湾・香港の幅広い世代に受け入れられるバランスの良さが光ります。

■ 「ラーチーゴー！日本」編集部おすすめスポット

訪日繁体字観光メディアとして年間1,500万人以上の台湾・香港ユーザーが利用する「ラーチーゴー！日本」による、実感ベースの人気スポットは
以下の通りです。

テーマ	スポット／名物	訴求ポイント
絶景	権現堂公園	桜と菜の花のコントラスト、お花見体験
自然	秩父	長瀞ラインくだりや羊山公園が人気
鉄道	鉄道博物館	様々な車両の展示や体験プログラムも
ご当地グルメ	加須うどんや武蔵野うどんなど	「うどん共和国」の名をもつ埼玉県

■ 人気の訪問時期（四季別）

上記は、関東の空港・港から帰国した台湾・香港の人の帰国月を『出入国管理統計』から分析したデータです。
年間を通じて訪問者数が比較的高水準で推移しつつ、夏季と冬季に訪問者数が増加しています。
夏でも涼を感じる自然スポットや、冬にしか見られない氷柱や神社への初詣が季節に合わせた楽しみ・魅力となっています。

■ よく読まれている記事の傾向（参考/「ラーチーゴー！日本」繁体字中国語記事）

👉【埼玉 おすすめスポット、グルメ】
👉【川越 スポットと行き方】
👉【おすすめの角川武蔵野ミュージアム】

■ 台湾人・香港人にオススメのプロモーション方法は？

■ 調査概要
・調査対象：「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」の台湾人・香港人ユーザー
・実施期間：2024年
・調査方法：インターネットリサーチ
・有効回答数：2,744件

「ラーチーゴー！日本」が2024年に実施したユーザーアンケートの結果から、台湾・香港の旅行者には以下のような予約傾向が見られます

✅ 訪日前3〜6か月が勝負！
– 航空券・宿泊・アクティビティの約半数が「1〜3ヶ月前」に予約
– 旅ナカでの情報検索はほぼしない
→「行き先・行程・予約」は旅マエで完了！

■ 「ラーチーゴー！日本」活用

施策	内容
記事広告	台湾・香港編集者が現地視点で執筆。 SEO＋SNS両方に対応。
SNS拡散	Instagram／Facebook等で現地ユーザーにアプローチ。
インフルエンサー	YouTuberを起用して現地体験を映像化し、拡散。
OTA連携	各種OTA（例：Booking.com）との連携で予約導線を設置。
越境EC	埼玉のブランド梨や土産品を台湾・香港向けに販売。
モデルコース紹介	「川越＋飯能＋秩父」など2泊3日の周遊提案が好評。

台湾・香港の人がどのようなツールやサイトを使って旅行行程を組んでいるのか、
さらに効果的なプロモーション手法について知りたい方は、以下より資料をダウンロードください。