2025.05.23

コラム

三重県のインバウンド：台湾・香港に人気の観光スポットとプロモーション戦略

三重県は、伊勢神宮や熊野古道などの歴史的名所から、ナガシマスパーランドといったエンタメ施設まで、幅広い観光資源が揃っています。
台湾・香港の旅行者にとっては、「文化とレジャーを満喫できる旅先」として注目を集めています。
この記事では、三重県における台湾・香港からの宿泊者数、人気観光スポット、効果的なプロモーション方法までを最新データとともに紹介します。

■ 台湾人・香港人の三重県宿泊者数（2023年）

国・地域	延べ宿泊者数	三重県内での順位
台湾	23,370人	第2位
香港	17,110人	第4位

観光庁「宿泊旅行統計調査」によると、台湾・香港からの宿泊者数はいずれも上位に位置しています。
三重県のインバウンド市場において繁体字圏は、重要なターゲットとなっています。

■ 台湾・香港のユーザーはどれくらい三重県を訪れている？

指標	数値
「ラーチーゴー！日本」年間ユーザー数	約1,500万人（推定）
三重県訪問経験率（2021年調査）	約11.1%（n=6,296）
推定訪問者数	約698人（全体の37位）

→ 訪問経験率は全国平均を下回るものの、宿泊者数は多く、体験型やテーマ性のある旅行スタイルが受け入れられていることがうかがえます。

■ 人気の観光スポットランキング（Google検索分析）

順位	スポット名	特徴
1位	鈴鹿サーキット	モータースポーツと遊園地の融合
2位	熊野古道	世界遺産・スピリチュアルスポット
3位	なばなの里	四季折々の花・フォトスポット
4位	伊勢神宮	日本を代表する神社のひとつ
5位	ナガシマスパーランド	一日楽しめるエンタメスポット

^{※Googleキーワードプランナー／Googleトレンドによる独自調査}

三重県は“歴史・自然・エンタメ・癒し”が揃った多面的な旅先で、台湾・香港旅行者にとってテーマに合わせた旅程が組みやすい点が魅力です。

■ 「ラーチーゴー！日本」編集部おすすめスポット

訪日繁体字観光メディアとして年間1,500万人以上の台湾・香港ユーザーが利用する「ラーチーゴー！日本」による、実感ベースの人気スポットは
以下の通りです。

テーマ	スポット／名物	訴求ポイント
神社参拝	伊勢神宮	日本ならではの神道、日本古来の建築様式
忍者体験	ともいきの国 伊勢忍者キングダム	子どもから大人まで楽しめる
アトラクション・レジャー	ナガシマスパーランド	日本最大級の遊園地 周辺にはなばなの里やアウトレットも
グルメ	松坂牛	日本三大和牛の一つ、様々な楽しみ方

■ 人気の訪問時期（四季別）

上記は、中部の空港・港から帰国した台湾・香港の人の帰国月を『出入国管理統計』から分析したデータです。
夏季と冬季に訪問者数がピークとなっています。
特に夏には鈴鹿サーキットやナガシマスパーランドなどのレジャー施設が、冬にはなばなの里のイルミネーションなどが好まれています。

■ よく読まれている記事の傾向（参考/「ラーチーゴー！日本」繁体字中国語記事）

👉【三重 おすすめスポット】
👉【三重 おすすめ名物】
👉【一生に一度は行きたい 伊勢神宮】

■ 台湾人・香港人にオススメのプロモーション方法は？

■ 調査概要
・調査対象：「樂吃購（ラーチーゴー）！日本」の台湾人・香港人ユーザー
・実施期間：2024年
・調査方法：インターネットリサーチ
・有効回答数：2,744件

「ラーチーゴー！日本」が2024年に実施したユーザーアンケートの結果から、台湾・香港の旅行者には以下のような予約傾向が見られます

✅ 訪日前3〜6か月が勝負！
– 航空券・宿泊・アクティビティの約半数が「1〜3ヶ月前」に予約
– 旅ナカでの情報検索はほぼしない
→「行き先・行程・予約」は旅マエで完了！

■ 「ラーチーゴー！日本」活用

施策	内容
記事広告	台湾・香港編集者が現地視点で執筆。 SEO＋SNS両方に対応。
SNS拡散	Instagram／Facebook等で現地ユーザーにアプローチ。
インフルエンサー	YouTuberを起用して現地体験を映像化し、拡散。
OTA連携	各種OTA（例：Booking.com）との連携で予約導線を設置。
越境EC	三重の真珠やお土産品を台湾・香港向けに販売。
モデルコース紹介	「伊勢＋鳥羽＋熊野」など2泊3日の周遊提案が好評。

台湾・香港の人がどのようなツールやサイトを使って旅行行程を組んでいるのか、
さらに効果的なプロモーション手法について知りたい方は、以下より資料をダウンロードください。