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それがし、古巣の番組に出演し、変な汗をかく
あけましておめでとうございます!
2019年、それがしの新年一発目の仕事は、テレビ出演からでした。
それも、なななんと、朝日放送!
それがしの古巣でございます。古巣からの出演オファー、こんなに嬉しいことはありません。
しかも26時台のミニ枠などではなく、新春特番「関西財界フォーラム」!!!
素でエグい!
関西財界フォーラムとは、朝日放送が約60年に渡り、毎年お正月に放送している伝統ある新春特番です。古くはパナソニックの松下幸之助さんやサントリーの佐治敬三さん等、関西を代表する財界の重鎮が出演し、その年の関西経済を占うと言う番組でありました。
近年は、大阪商工会議所の会頭、関西経済連合会の代表、関西経済同友会の代表幹事という、関西経済界のトップ3名が出演するのが通例です。
そんな伝統ある新春特番にわたくしが、このような馬の骨が電撃出演。
もう一度だけ言わせてください。
S(エス)・U(ユー)・D(ディー)・E(イー) E(イー)・G(ジー)・U(ユー)・I(アイ)!!
素・で・エ・グ・い!!!
古巣の会社の報道局、素でエグい!
何のアハ体験ですかこれは!
そしておまけに生・放・送!!!
エーグっい!!
正直なところ、最初にオファーもらった時は「まだ企画段階やからどうせどこかで俺の出演はボツるやろ」と思っていました。しかし、番組プロデューサーがわざわざ台湾までカメラ持って、私の取材に来たところらへんで、「あ、これガチのやつやな」と悟った次第です。そっからはもう、日をめくるごとに緊張が増していくのみでした。
番組は1月4日収録&放送、おかげさまでこの正月三が日は緊張しっぱなし。どんだけ酒を呑んでもおせちを食べても、全く味がわかりませんでした(笑)
しかし!古巣からいただいた貴重な出演オファー、若手らしく、せっかくなら楽しもうと思い直しました!
「ガンガンいこうぜ!!!」
そして迎えた収録当日。朝10:25からのオンエアだったので、9:30くらいに局入り。
↑お久しぶりでございます♨︎
入ったらプロデューサーに招かれるまま、スタジオのあるフロア、ではなく、最上階へ。最上階なんか、勤めている時でさえ、会社辞める時に面談で来た以外、入った事ない笑
そして応接に入って、一気に血圧あがりました。
ほんじつ共演者のエラい人全員ドン!
日経平均は年始から下げていましたが、ワイの血圧はストップ高でした。
そして朝日放送のエラい人、エラい順にドン!
血圧さらに倍してドン!©︎大橋巨泉
招かれるまま椅子に座った瞬間、私の「偉い人スカウター」が爆発しました。部屋の中に、フリーザ様が5〜6人いました。
め、めちゃめちゃ偉いはずの役員や局長が、背もたれにすらもたれていないだと……!? くそったれめッ!!! (ベジータ風)
そしてここに来てそれがしの脳内で、ゆうしゃが作戦変更を告げる声が聞こえました。
「いのちだいじに」
….
アカン!それではオファーをくださった古巣の皆様に申し訳ない!
運良く、同席した共演者の上田剛彦アナが場をなごましてくれて、平常心を取り戻せました。
上田アナ本当にありがとうございます。
そしていよいよスタジオへ。
もともとテレビ局の社員ですし、台湾でも何度も出てます。さらにラジオでは生放送も慣れてるつもりでしたが、この日は自分の未熟さ、スモールさを痛感しました。
そして極めつけにスタジオを見渡したら、番組スタッフから立会いの社員まで、むかしお世話になった「優しい先輩方」がいっぱい…….!!!!
エグい!吐く!!!
と思ったのはウソです。本当にみんな笑顔で気さくに声をかけてくれて、緊張も取れましたし、何より辞めて何年も経つのに変わらず声をかけてくれるのが、本当に嬉しかったです。
そんなわけで「優しい先輩方」の声がけもあって、肝心のオンエアを、一応つつがなく終えられました。終わった瞬間、本当にG(重圧)から解放された思いでした(笑)
↑脇汗がナイアガラ
放送終わってから報道の皆様はじめ久しぶりにお会いする方々とご挨拶して、帰りました。俺みたいなモンに丁寧に挨拶してくれて、本当に胸熱でした。
朝日放送ならびに朝日新聞の皆様、そして関西経済界の皆様、本当にありがとうございました!実家の母が喜んでおりました!泣
閑話休題、ちょいと真面目な話
最近、「退職代行サービス」が注目を集めています。退職を言い出せない、会社を辞めさせてもらえない人の為に、本人に代わって会社に電話して、「もう○○さんは今日から出社しません。有休消化に入ります」という風に連絡を入れるサービス。
実際、当社が採用内定を出した人の中に「辞めたいのだけれど、いまの会社がいつまでも辞めさせてくれない」というケースが過去にありました。労働者の権利保護やブラック企業撲滅が叫ばれるこんにち、「退職代行」は、時代に求められた画期的なサービスだと思います。
労働者と会社がどんな契約を交わしていようと、それら全てを優越する民法が労働者を手厚く保護していますから、辞めたいと言えば、その日から会社にいかなくても問題ありません。いつまでも辞めさせてくれなかったり、パワハラセクハラが堪え難いほど酷かったり、そんな暗黒ブラッキー企業は、すぐにでも、もう秒で辞めるべきです。代行でも何でもバンバン使うべきです。
でももしそうでないなら、例えばお世話になった先輩や同期がひとりでもいて、「退職願を出すのが何だか気まずい」とか、「次の会社が1日でも早く来てと言ってるけど、それを言いづらい」とか、そんな理由ならば、もう少し丁寧に辞めるのも、良いかも知れません。
「労働者保護は民法で定められいるのだから、辞めると決めたらもう行かない。速攻で有給消化に入る」。
100%正しいです。ぐうの音も出ないくらい正しい。そして私は雇う側の人間ですから、もし退職代行から電話とかあったら何も言い返す事はいたしません(数ヶ月凹むと思いますが。)ただ、せっかく勤めた会社です。よほどのブラッキーでない限り、円満に退職した方が、将来トクする事は確実に多いです。
私は退職する際、辞めるまでに何ヶ月もかけました。その間に、詳細な引継ぎ資料を作り、取引先に対して誠意を持って挨拶をし、自分の後任が困らないようにしました。また退職したあとも、数ヶ月間にわたって、後任の後輩から携帯電話にかかってくる確認・問い合わせにも、すべて丁寧に対応したつもりです。
別に、俺はこんなにやったんだから、皆これくらいすべき、だとは全く思っていません。でも、もし逃げるように辞めていたら、ましてや退職代行サービスなんか使っていたら、今日という日は間違いなくありませんでした。
あけましておめでとうございます!
中国語と台湾を知りたくて拝読しているうちに、すっかり吉田社長のブログにはまってしまった兵庫県民です。
この番組見逃してしまいました・・・私とて関西どうにかせんと!という思いでございます。
関西でも貴社が益々ご活躍されることを祈念しております!!!