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当社日本法人の賞与面談が終わりました。最大限、皆んなに還元できるよう考えに考えたつもりだけど、やはり納得感のある社員もいれば、そうでない社員もいたと思います…。

当社は日本法人も台湾法人も株主構成は「100%おれ」なので、株主還元は考えなくても良い。そのぶん社員への還元には、並々ならぬ思いがあります。

どんなデカい企業の社長でも、社員をやっすい給料で働かせてたら三流社長、小さくても社員が楽しく働けて、良い給料を取らせるのが一流の社長。自分は外車乗ったり西麻布で豪遊してるのに社員は薄給、なんてのは下の下の下です。それから他人のおカネを資金調達してまだド赤字こいてるくせに、メディアに出て偉そうにビジネス語っちゃってるスタートアップ界隈のキラキラ社長、どういう神経してるんか、頭わいてるんちゃうかと思います。

 

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↑ン億円資金調達し、赤字こきまくって順調に金溶かしてるくせにNews○icks界隈でドヤっているスタートアップ社長の皆様!「Jカーブ」とか言ってますけど、そのJの字デカすぎませんか?いつになったら線が上向きになるのですか?そのン億円は他人のカネです!メディアでロクロ回しているヒマがあったら、汗かいて営業回ったほうがいいですよ!

 

社長7年目、業績悪くて賞与をあまり出せない時は本当にやりきれないくらい落ち込むし、逆に業績良くてそこそこしっかり出せた時は、人知れずウキウキな気分になります。しっかり出せた時の社員の笑顔が何より嬉しいです。

ことわざの「まず隗(かい)より始めよ」は、言い出しっぺがまず行動しろ、という意味にとられているけど、元々の意味は少し違う。中国の戦国時代に郭隗(かくかい)が燕の昭王に賢者の採用方法を聞かれ、賢者を招きたければ、まず凡庸な私を重く用いよ、そうすれば自分よりすぐれた人物が自然に集まってくる、と答えたという故事です。

ウチには凡庸な社員は1人もいませんが、社員を厚遇すれば有能な人材が集まりやすいのは必定。これからも社員の厚遇は最優先に考えていきたいです。言うて私も全然まだまだダメダメ、ほんまにダメダメ。来年は皆んなに、もっとええ給料を取ってもらえるよう、脳に汗をかきます。

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プロフィール

代表取締役
吉田皓一
奈良県出身。防衛大学校を経て慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。総合ビジネス局にてテレビ CM の企画・セールスを担当したのち退職。
2012 年㈱ジーリーメディアグループ創業。台湾人香港人に特化した日本観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する。HSK漢語水平考試6級(最高級)及び中国語検定準1級所持。台湾にてテレビ番組やCM出演、雑誌コラムの執筆、台湾でチャンネル登録18万人のYouTube「吉田社長JapanTV」運営なども行う。日本酒輸出、台灣交通部(国交省)Taiwan Pass Project顧問。
2018年より北海道FM northwave「メイリー!台湾」メインパーソナリティとして台湾の魅力を発信中。