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老子で紐解く!一流のリーダーがやるべき事
命を燃やす人事面談25連発終了。
社員数25人なら、まだまだ各武将(社員)個々のパーソナリティややりたい事など、把握できてます(たぶん)。今後もベンチャー企業のように拡大最優先ではなく、「低成長」路線で着実に事業展開してまいります。
社員が長く幸せに働ける会社とはどんな会社なのか。私のYouTube師匠・まこなり社長の動画がまさに我が意を得ておりました。
曰く「会社は結局、社長で決まる」。スタートアップや中小企業から大企業まで、会社の最終意思決定者である社長の考え方は、企業のビジョンからオフィスの雰囲気まで、会社の至る所に影響を及ぼします。日々の仕事に関する意思決定は現場委任のボトムアップで良いですが、会社の大目標・大戦略は、経営陣が腹を括ってトップダウンで果断に行うしかない。いまだに解消されない日本企業のパワハラ・セクハラ、そして長時間残業も、結局は経営者がそれらトップダウンで是正するしかないのに、看過してしまっているからです。自戒を込めてですが、社員が幸せに働けないなら、その責任は社長にあります。
創業以来、理想のリーダーシップとはどんなものか、社長とはどうあるべきか、考えない日はありませんが、現時点で行きついたひとつの見地があります。
老子曰く
四流の指導者は、下からバカにされている。
三流の指導者は、下から畏怖されている。
二流の指導者は、下から慕われ称賛されている。
一流の指導者は、下からその存在を知られているだけであ
(太上は下これあるを知るのみ。その次は親しみてこれを
社長あるあるですが、ちょっと儲かったらすぐ外車に乗る、ブランド品で身を固め、夜の街で豪遊する。別に自分の金なんだから、好きに使えば良いのですが、お金は稼ぎ方より使い方の方が難しいもの。社員は何も言わなくとも、おそらく内心で四流社長をバカにしています。そして老子にすれば「君主は愛されるより恐れられよ」で有名なマキャ
その後に続けて曰く
君主が誠実さを欠いて余計な事をすると、民衆からの信頼
(信足らざれば、焉(すなわ)ち信ざられざること有り。悠(ゆう)としてそれ言を貴(おも)くすれば、功は成り事は遂(と)げられて、百姓(ひゃくせい)は皆我自ら然(な)りと謂(い)う。)
というものです。
最善の統治とは「何もしない事」。
超然!!!宇宙!!!
ここで言う「何もしない」とは、問題を放置するとか好機を見過ごすとか言う意味では断じてなく、正確に言うと「何もしなくても良い状況をつくり出す」と言う意味です。その為に必要なのは、問題があればそれを解決させてハイ終わりにせず、どうすれば同様の問題が再発しないか、組織全体を勘案して改善する事、また好機を逃さない為には、経営側がKPIなどのパラメータだけで管理せず、時機に応じて臨機応変に対応できる組織を目指す事です。言わばピンポイントで病巣を除去する西洋医学的な治療よりも、全身の調子を整えて病気になりにくい身体をつくる、東洋医学的アプローチに重きを置く事です。
会社もそれぞれ、経営手法もそれぞれ。このような「無為自然」志向が、どの会社にとっても最善とは限りません。上場企業は、多くの株主に短期的利益を約束していますし、資金調達しているベンチャーは急いで拡大しなければなりませんから、「何もしない」が基本スタンスの老子の思想とは相容れないかも知れません。しかしながら世の流れとして、無理をせず自然の流れに逆らわないと言う考え方は、とてもsustainable(持続可能)で、何より変化に強いと言う特徴があります。0か100かで考えるのではなく、そのエッセンスを導入する価値はあるはずです。
翻って当社ですが、業界全体がコロナ禍ど真ん中、大将を務める私もいくさ
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