日本媒體評論時事新聞時常常引用歐美的案例，「美國的創時代醫療改革」、或者「歐盟面臨經濟危機時的宏觀經濟政策」等等，因為我們日本人較喜歡參考其他國家的案例，也許可以說日本人較有「水平思考」的傾向。反而中國人的思考型態可以說是「垂直思考」，他們非常珍惜自己國家的歷史，也面臨問題時常常會翻閱自己的歷史。現在中國政府為何那麼嚴格的取締毒品和宗教？背景原因是過去毒品和宗教造成的重大災禍。日本人的「水平思考」以及中國人的「垂直思考」，這些兩種想法各有千秋，維持兩種想法的平衡才是戰略思考上的重要關鍵。因此，現在偏向水平思考的我們日本人也許應該向中國人學習「垂直思考」，雖然中國擁有四、五千多面的歷史，但卻我們國家也有值得驕傲的兩千六百年的悠久歷史。

學生之所以在考學測或TOEIC時參考過去的問題，是因為研究過去實例才是合格的訣竅。不必偏偏珍惜歐美的案例，我們國家也有祖先所遺留下來的許多實際案例。

日本人は「アメリカではこういう事例がある」「ヨーロッパではこう対処している」といった諸外国とくに欧米の事例を参考にすることが多いように思います。いわば物事を「横に考える」傾向があります。いっぽう中国では「過去にはこういう風に飢饉に対処した」「過去にこういう災害があったからこういう準備が必要だ」という風に、自国の過去の事例を参考にします。こちらは言うなれば物事を「タテに考える」と言えます。

なぜ中国政府があれほどに薬物と宗教を厳格に取り締まるのか？それは、過去に阿片によって、或いは黄巾党や太平天国と言った宗教に依拠した反乱で国が傾いた過去があるからです。

日本人の水平思考と中国人の垂直思考、どちらも大事ですが、日本にも2600年以上の悠久の歴史があります。皆さんも入試やTOEICを受けるときには過去問をやりこむと思いますが、歴史こそは問題解決の過去問であります。欧米の事例をありがたがるのも良いですが、先人が紡いできた悠久の歴史に目を向ける事も肝要かと思います。