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デジタル時代に生きる!昭和式アナログ営業
最近、本著を大量に買って全社員に読ませています。まぁホイチョイの本なんで半分以上ネタですがw
“タクシーは得意先の100m手前で降りる”
“ゴルフには消しゴムを持っていく”
“すべらない話を常に1つは持っておく”
“接待では必ずお土産を用意し、尚且つお客様ご自身ではなくご家族(奥様・お子様)が喜ぶ物を用意する”…..etc
ウチは台湾人・香港人のスタッフが日本人より多いので、多くの社員は「WHY JAPANESE PEOPLE~!?」かも知れませんが、おもてなしの心は万国共通、とくにデジタル全盛の時代だからこそ生きるアナログな心配りが輝きます。
ちなみにぼくは、本著に書かれている「全て」を、前職・朝日放送の営業で教わりました。さまざまな接待や社内外のイベントをこなす中で諸先輩方から教えていただいた「気くばり・おもてなしの大切さ」は、いま海外で闘うための大きな武器になっています(むしろそれしか武器がありません)。
あるデキル先輩は言っていました。
「いいか、吉田。昼10回打ち合わせするより、夜1回飲みに行く方が、実は話がスムーズにまとまる時もある(キリッ」
いまそれを身を以て痛感します。腹を割って、膝を突き合わせて、酒を飲むことは、昼間まじめくさった打ち合わせを重ねるよりも、ダンゼン距離感が近まります。
ぼくはふだんあまり社員に怒らない(と思うw)んですが、先日、あるクライアント様に大変手厚く歓待していただいたにもかかわらず、そのお礼をペロッとLINEで送っていた(しかも一番若手の方だけに)社員を怒り散らしました。あまりに軽く、いい加減なお礼の仕方だと思ったからです。
故・中坊公平氏は、
「人を動かすのは
正面の理
側面の情
背面の恐怖
この3つだ。」
とおっしゃいました。人は、決してロジカルな企画書やスマートな提案書だけで動くものではありません。
当社は複数の国籍が入り混じる会社ではありますが、純日本・昭和式気くばりは、大事にしていきたいと思います。