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新聞は10年後、食えるのか?
きょう東京成田〜台北桃園の機内で久々に朝日新聞を読んだら、なかなか面白かったので、会社で定期購読することにしました。
じつはわたくし、新卒で朝日と名のつく報道機関に勤めながら、朝日はこれまで一切読まず、今も読む新聞は日経・日経MJ・日経産業新聞です。(防衛大にいた頃は、「朝」とつく新聞と言えば朝日新聞ではなく、自衛隊の新聞「朝雲(あさぐも)」でしたw)なぜ朝日を読まないかというと、朝日の報道姿勢に疑問があるってのは多少はあるのですが、まぁ日経3紙読んでたら、あとはネットで足りるでしょという理由からです。
しかしながら、新聞協会が自分で「新聞は究極のキュレーションメディア」と称している通り、必要な情報を収集・審査・編集する能力において、いまのところ新聞に勝る媒体はありません。特に朝日新聞は情報の全方位性(政治経済社会運動等)において、優れています。これから情報は「量より質」が求められる時代になります。新聞はテレビ同様斜陽産業と言われていますが、全然そんな事はなくて、情報チャネルが紙からwebになるだけです。問題はどうやって儲けるかですけど、野球のチケットやお米券をエサに定期購読とか、紙面の何段広告がいくらとか、そういう従来型のうりかたは徐々に(それはそれで今は必要なので、あくまで徐々に)脱却していくべきです。日本はこれから少子高齢化に伴い、働く人が劇的に少なくなるので、定購読する人も減るし、広告の価値も下がります。多くの日本企業同様、新聞社も海外に打って出て欲しい。日本の新聞の編集能力は本当に高い(中国・台湾・香港くらいしか知らんけどw)ので、どんどん海外でメディアをつくって欲しいです。時間を買うなら、日経がフィナンシャルタイムズを買ったみたく、アジアでもどんどんM&Aで媒体を買えば良い。特に朝日新聞は不動産はじめ優良資産をいっぱい持ってるんだから、国内でチマチマとVCの真似事などせず、果敢に海外でM&Aすることで活路を見出してほしい、
例えば台湾、メディアが未成熟でレベルが低く(働いてる人ごめんなさい)、ゴシップやスキャンダルばかりを追いかける報道機関が非常に多いです。テレビも本当にレベルが低く(ごめんなさい)、制作費も潤沢にないので、日本のように何ヶ月もディレクターが密着して作り込む番組とかほぼゼロです。視座の高い、質の高いメディアがあるべきなのに、といつも思っています。
無いなら自分でつくろうかともおもいます。