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今日は久しぶりに台北オフィスに出勤しております。

 

わたくし、台北には毎月の1/3くらいおりますが、オフィスに来ることはあまりありません。しかし今日は、朝から某・大手小売店さんとの打ち合わせがあったので、一生懸命早起きをして、やってまいりました。

 

ではわたくしが普段台北で何をしているかと言うと、だいたい営業・打ち合わせか、イベントにでるか、人に会うかの3パターンです。

 

1つめの営業回りや社外との打ち合わせは、社員から来いと言われた時だけ行きます。アイスブレイクのための茶飲み話は、全力で盛り上げますが、詳細を取り決める具体的交渉になったら、沈黙します。社員に任せまて、ニコニコして座ってます。めんどくさいから…..もとい、万一中国語の聞き間違いや言い間違いがあったら困るからです。社長のOKは、当然会社全体でのOKになるので、あとになって覆せません。そのかわり(?)帰り際、向こうの偉いさんに必ず一言、「東京に来たら必ずご一報ください。美味しい寿司屋(例の癒着店)があるんです」と、必ず言い添え、何ならそこで予定を決めてしまいます。マスコミの営業時代に培ったアナログ営業のスタイルは、海外でも不変です。立ち技より寝技で、取引先との親密な関係構築を心がけています。

 

2つののイベント出演は一番大変です。疲れます。マジメくさった事を言ってもしょうがないし、とは言えボケたところでスベったら変な汗が吹き出します。テレビに出演することもあれば、デパートのイベントに呼ばれる事もあります。その時どきに求められる役割に徹する事を、心がけています。また、自分で運営している店MiCHi cafeでは、毎月日本酒セミナーをしたり、たこ焼きを焼いて配ったりして、「ラーチーゴー!日本」のユーザに楽しんでもらい、よりウチのサービスを好きになってもらう事に努めています。

 

最後に3つめ、人に会うのはわたくしの最も重要な仕事です。現地でいろんな業界の人に会って、情報をアップデートします。また、いいとものテレホンショッキング形式で、人づたいにお友達を紹介してもらってると、結構スゴい人にも会えます。この辺は、日本にいたら絶対にできない事です。

 

むかしは社員を食事に連れて行ったりしてましたが、社長とメシを食っても気を遣うだけという結論に至りました。そもそもウチは外国人かつ女性社員がほとんど、また酒がそこまで好きではない社員が多いので、わたくしと飲みに行っても延々とつまらん話をされ、結局ただ社長だけが酔って良い気持ちになって終わる、と言う事実に気づきました。いまは定期的に、社員だけで食事会に行ってもらってます。

 

こんな感じで毎月台北と東京を往復しています。社内外から「用事もないのにムダ出張」「ただのマイル修行」と言われたりしてますが(笑)そんなことは断じてありません!

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プロフィール

代表取締役
吉田皓一
奈良県出身。防衛大学校を経て慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。総合ビジネス局にてテレビ CM の企画・セールスを担当したのち退職。
2012 年㈱ジーリーメディアグループ創業。台湾人香港人に特化した日本観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する。HSK漢語水平考試6級(最高級)及び中国語検定準1級所持。台湾にてテレビ番組やCM出演、雑誌コラムの執筆、台湾でチャンネル登録18万人のYouTube「吉田社長JapanTV」運営なども行う。日本酒輸出、台灣交通部(国交省)Taiwan Pass Project顧問。
2018年より北海道FM northwave「メイリー!台湾」メインパーソナリティとして台湾の魅力を発信中。