いきなりですが!(楽天カードマン風)

 

わたくしはけっこう朝起きるが早いです。そして会社は10時始業なので、朝は比較的ゆっくりと、ニュースチェックに時間をかけられます。

 

 

 

ただ、池上彰さんや小泉進次郎さんみたいに、新聞を毎朝10紙以上チェックするとかは、ぜったいに真似できません(進次郎さんは最近止めた模様)。

 

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↑最近買ったApple Pencilで書いてみました。まだ使い方よくわかってませんが日々精進します。

 

 

 

私が毎日読んでいるのは、日経、朝日、ニュースピックス、地元紙、自由時報、台北本社から送られてくる台湾の各ニュース、の計7つです。きょうは、(別に興味ないと思いますが)それがしが日々愛読しているメディアをご紹介します。

 

日経新聞

 

まずは、意識高い系ビジネスマン御用達メディア、日経です。日経は本紙のほか・日経MJと日経産業を購読しております。紙は邪魔臭いので、全部電子版です。

 

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↑日経電子のばーん。

 

本紙はもちろん読みますが、ぶっちゃけ先に開くのはMJや産業の方で、特にMJを愛読しています。AERAの1行ダジャレを彷彿とさせる見出し、まだそこまで有名じゃない時に「レペゼン地球」を取り上げたりする”攻めた”特集、エッジ利いてて大好きです。

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↑移動が多いので、日経は電子版も「紙面」が良き。iPad 12.9インチは、画面が特大なので、紙面を読むの( &片手筋トレ)に最適です。

 

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↑電子版は「観光」「インバウンド」などキーワードを設定しておくと、赤枠で示してくれるのも良きです。

 

朝日新聞

 

朝日は一時期購読止めてたのですが、復活しました。やはり天下の朝日。天声人語は、603文字と決められた文字数の中に、実に多くの示唆を貰えます。きょう(12月28日)の天声人語は、最近の子どもはハガキの宛名を書けない、というもの。確かにもう何年もハガキを書いていません。デジタル全盛の時代だからこそ、アナログなコミュニケーションがビジネスでも意外と際立つという示唆をいただきました。

 

また、ネットメディアはどうしても若者目線になりがちなので、日本全体の世論を測るという意味で、朝日新聞はやはり有用です。以前、それがしが朝日新聞の「ひと」欄に載った際は、ビジネスの問い合わせは全くなかった(日経に載ると、めっちゃ引き合い来ます)のですが、小学校と中学校の恩師から手紙が来ました。あと、ライオンズクラブの偉い人とか。やっぱり年寄り(失礼)はみんな朝日読んでるんだなと改めて実感した次第です。

 

 

出張の朝は、地元紙をチェック!

 

いわゆる大手紙をチョウマイヨミ(朝日・毎日・読売)などと言いますが、チョウマイヨミがメジャーなのは実は東京と関西だけで、それ以外の地域は地元紙やブロック紙がシェアをガッツリ独占しています。日経や朝日の電子版でも、全国各地の地域版を読めるのですが、その情報量では地元紙には到底敵いません。私は年じゅう地方出張が多いので、地方に行けば必ず地元紙・ブロック紙を読むようにします。例えば札幌では北海道新聞、仙台では河北新報、熊本では熊本日日、沖縄では琉球新報と沖縄タイムス( &八重山日報)を読みます。

 

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↑札幌で道新(&財界さっぽろ)

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↑沖縄でタイムス

 

NewsPicks

 

ニュースピックス、これまでは他メディアからのリンクが多かったのですが、最近は独自編集の記事が増え、特集もとても面白いです。日経や朝日ではあまり扱わない、尖った企画が多いので愛読しています。情報=無料が当たり前のこの時代に、月額1500円のサブスクリプションモデルでマネタイズできてるのは本当にすごいことです!

 

また、私は新卒から今に至るまで広告業界の人間なので、Newspicksのさりげなくもしっかりスポンサーメッセージを訴求する、タイアップ企画の妙を非常に参考にさせてもらってます。

 

最近はNewspicksのPROピッカーも勤めさせていただいているので、毎日ほとんどの記事に目を通しております。

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↑ぜひフォローオネシャス!!!

 

自由時報、台北本社から送られてくる台湾の各ニュース

 

我々の主戦場は台湾なので、当然台湾現地のニュースもフォローしなければなりません。台湾メディア業界に友達多いので言いにくいのですが、台湾のメディア業界には、日本ほど高い視座の媒体が多くありません。テレビは日本のように数社の寡占ではなく100チャンネル以上あるので制作費が無く、記者の待遇も日本のように恵まれておらず、新聞も日本のように宅配システムが充実していない(というか日本が異常)ので広告だらけ、あとは政党の提灯記事か、交通事故、火事、台風、ゴシップ等です。そんな中ではありますが、台湾最大手の自由時報だけは、電子版で毎日チェックしています。

 

あとは、当社台湾オフィスの社員に依頼して、私が興味ありそうなネタ、注目すべきネタを毎朝いくつかピックして、朝イチで送ってもらうリンク。結局のところ、目下この人力ピックが一番有用だったりします。

 

 

社員にも読んで欲しいけど…

 

先日、知り合いの社長さんが「ウチの若手に『新聞読んでるか?』って聞いたら、『新聞は読んでいませんが、ニュースは(無料の)スマホアプリでチェックしています!(キリッ』と言われてガッカリした」とおっしゃっていました。

 

私も、昔は社員に新聞を読め読めと日頃から言っていたものですが、いまは全く言わなくなりました。なぜなら、上司が新聞読め読めと懇々と説いたところで、当の本人がその必要性を感じなければ、読んでも得るものはないし、その習慣は長続きしないと気づいたからです。ほんとうに、20年、30年生きて来た人の習慣を変えると言うのは、並大抵のことではありません。

 

私も小学生の時、親から「毎日、新聞の社説をスクラップしろ」と言われ、言われる通りにやっていたのですが、なぜ社説を読むのか、その必要性が分からなかったと言うか、必要なのは分かるけどやはり面倒くさかったので、毎日毎日、新聞の社説を読まずにスクラップブックに貼り続けるという無駄な作業を続けておりました。

 

いまでこそ、上述のようにいくつかの媒体を毎日チェックする習慣ができましたが、これは自分が社会人になってから、もっと言うと会社を経営するようになってからのことです。学生時代は、日本の政治経済や国際情勢のニュースを見聞きしたところで、完全に自分とは関係ない世界の出来事で、それよりもその日の合コンの事で頭がいっぱいでした。今は、それらのニィースが自分や自分の会社と直接的・間接的に関わってくるので、必然的にニュースをチェックするようになりました。ニュースチェックの習慣がない人には、頭ごなしに「新聞読め読め」と押し付けるのではなく、それらのニュースが如何に自分と関わっているか、知らないとどう損するのかを諭す方が良きかと存じます。

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プロフィール

代表取締役
吉田皓一
奈良県出身。防衛大学校を経て慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日放送入社。総合ビジネス局にてテレビ CM の企画・セールスを担当したのち退職。
2012 年㈱ジーリーメディアグループ創業。台湾人香港人に特化した日本観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する。HSK漢語水平考試6級(最高級)及び中国語検定準1級所持。台湾にてテレビ番組やCM出演、雑誌コラムの執筆、台湾でチャンネル登録18万人のYouTube「吉田社長JapanTV」運営なども行う。日本酒輸出、台灣交通部(国交省)Taiwan Pass Project顧問。
2018年より北海道FM northwave「メイリー!台湾」メインパーソナリティとして台湾の魅力を発信中。