台湾人・香港人を対象に、日本旅行で飲みたい飲料に関する調査結果をリリースいたしました
2024年8月29日
弊社は、「ラーチーゴー!日本」のユーザーの台湾人・香港人を対象に、「日本旅行で飲みたいノンアルコールの飲み物」に関するアンケートを実施し、3644の有効回答を取得しました。
今回の調査結果では、全体の71%が「牛乳」と回答し、堂々の1位。日本を代表する飲料と言える「抹茶」を上回りました。
調査結果についてのリリースは下記の通りです。(プレスリリースの内容はこちらからもご確認いただけます)
台湾人・香港人が日本旅行で飲みたい飲料1位「牛乳」
明治、雪印、森永、ブランド指名の回答も 「抹茶」は2位「緑茶」は4位
株式会社ジーリーメディアグループ
株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:吉田皓一)は、運営する台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーを対象に、日本旅行に関するアンケートを実施しました。台湾人・香港人に「日本旅行で飲みたいノンアルコールの飲み物」について聞くと、1位は「牛乳」で全体の7割強を占めました。また日本を代表する飲料と言える「抹茶」は2位、「緑茶」は4位でした。日本旅行で牛乳を飲みたい理由について聞くと、味や質を評価するものが多かったほか、「明治、雪印、森永の牛乳は欠かせません!」など、好みのブランドについてのコメントもありました。このほか、訪日時に日本のコンビニを利用したことがある人の約8割が「乳製品」を購入していることがわかり、訪日台湾人・香港人にとって、日本の乳製品の人気の高さを示す結果となりました。今回の調査はインターネットを通じて実施し、3,644の有効回答を取得しています。
■訪日台湾人・香港人の消費動向
観光庁が発表した2024年4-6月期のインバウンド消費動向調査(1次速報)によりますと、台湾からの訪日観光客の旅行消費額は2,639 億円、また香港は1,743 億円でした。台湾、香港の旅行消費額を合計すると4382億円で、1位の中国(4,420 億円)とほぼ同等であることがわかりました。※1
調査結果①台湾人・香港人が日本旅行で飲みたい飲料1位「牛乳」、2位「抹茶」
台湾人・香港人に日本旅行で飲みたいノンアルコールの飲み物について複数回答形式で質問しました。最多は「牛乳」で、全体の71%が選び、日本を代表する飲料と言える「抹茶」を上回りました。「抹茶」は57.8%が選択し2位でした。また3位は「コーヒー」(44.3%)、「緑茶」は42.3%で4位にランクインしました。
牛乳を選んだ理由について自由回答で聞くと、「日本の牛乳は質が良く、とても濃厚でおいしい。」「牛乳が台湾より美味しくて安い。」と、味や質、そして価格を評価するコメントが多くありました。また、「明治、雪印、森永の牛乳は欠かせません!」など、個別ブランドを上げるものもありました。
「牛乳」を選択した主な理由(年齢、性別)
・日本の牛乳は質が良く、とても濃厚でおいしい。(31~40歳、女性)
・牛乳が台湾より美味しくて安い。(41~50歳、男性)
・日本の牛乳は風味がよく、コーヒーとの相性が抜群!(21~30歳、女性)
・日本の牛乳は有名。(41~50歳、男性)
・明治、雪印、森永の牛乳は欠かせません!(41~50歳、女性)
・日本旅行の度に牛乳とR1を飲みます。香りが良くてなめらかです。(41~50歳、女性)
個別ブランドの記載 明治が11回で最多
「牛乳」を選択した人の自由回答で、個別ブランドについての記載を集計すると、明治が11回と最多でした。次点は森永で3回、また雪印の記載は1回でした。このほか牛乳の産地を表す「北海道牛乳」の記載も9回ありました。
調査結果②コンビニで購入したことがある食品「乳製品」がトップ!
訪日経験があり、日本のコンビニを利用したことがある人を対象に、「購入した食品」について複数回答形式で聞きました。1位は「乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)」で80.2%を占め、牛乳などの乳製品の人気の高さがこの結果からも示されました。また2番目の多さとなったのは、レジの前で販売する暖かい食品「ホットスナック」で、79.9%が購入したことがわかりました。※2
■調査を受けて
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」蔡 宇淮(さい・うかい)編集長
台湾人・香港人が日本旅行で飲みたい飲料の1位は「牛乳」となりました。初めて日本を訪れる台湾人・香港人にとっては「抹茶」の方が知られていますし、ニーズが高いと思います。ただ、1度日本で牛乳を飲むと、そのおいしさに感動して「次の日本旅行でも牛乳を飲みたい」と思う人が多く、今回のような結果となったのだとみています。日本を訪れる台湾人・香港人の約9割が日本旅行のリピーターです。多くが日本で牛乳を飲んだり乳製品を食べることを楽しみにしているのではないでしょうか。過去に「ラーチーゴー!日本」で組んだ牛乳の特集も、読者から多くの反響がありました。SNSで発信した際には「抹茶」よりも「牛乳」の方が反応がよかったと感じています。
■蔡 宇淮(さい・うかい)編集長プロフィール
略歴:早稲田大学大学院日本語教育研究科修了。
日本語能力は最も高いN1を保有。ビジネスシーンでの日本語にも対応。
大学院卒業後「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」にて旅行ライターとして経験を積み、2018 年から現職。編集長就任1年で月間ユーザー数を100万人から250万人へと倍増させることに成功。素食(オリエンタルベジタリアン)としての知見も持つ。
2020年 長野県観光機構「繁字体オウンドメディアライティング」講師
2021年 訪日グローバルキャンペーン等に対応したコンテンツ造成事業「いすみ里山・里海体験日台友好ツアー 」台湾人アドバイザー
2022年 群馬県インバウンドカレッジ講師
■調査概要
調査対象:「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の台湾人・香港人ユーザー (繁体字中国語で聞き取り)
実施期間:2024年7月22日~7月31日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:3644
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記しています。
※当データ使用の際は「ラーチーゴー!日本」とクレジットの記載をお願いいたします。
■樂吃購(ラーチーゴー)!日本とは(www.letsgojp.com)
台湾人・香港人(繁体中国語圏)向けに、日本での遊び方や食、買い物、ホテルについてなど様々に発信している日本観光情報サイトです。月間のユニークユーザー数は290万人で、台湾人・香港人向けの日本の観光情報サイトとしては首位です。※2
また、合計100万人以上のFacebookファン、登録者約30万人のYouTubeチャンネル、30万人以上のInstagramユーザーを獲得しています。全国各地域で訪日台湾人・香港人観光客を呼び込みたい企業や自治体、公共交通機関、団体などと連携し、地元の魅力を紹介しています。
〈参考Youtubeをご紹介〉
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」では訪日台湾人・香港人のリアルな消費動向を調査する動画もアップしています。
【徹底調査】2023年、国・地域別No.1の7835億円!台湾からの訪日客は、日本で何を買っている?
日本の〇〇〇〇に300万円使った大学生! 〇〇のお土産を買いすぎてトランクが臭い?
※1:観光庁 インバウンド消費動向調査 2024年4-6月期の調査結果(1次速報)の概要
※2:全選択肢は次の通りです。乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ)、ホットスナック、ソフトドリンク、スナック菓子・チョコレート菓子、カップ麺、デザート、アイス、おむすび、パン、コーヒー、お弁当、中華まん、冷し麺、温かい麺(パスタ含む)、お惣菜、サンドイッチ、和菓子、お酒、お土産、その他
※3:SimilarWeb調べ
<会社概要>
【社名】 株式会社ジーリーメディアグループ
【住所】 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-11 第一シルバービル5F
【代表取締役】 吉田皓一(よしだ こういち)
【設立】 2013年10月
【資本金】 1000万円
【事業内容】台湾・香港人向けの訪日観光客向けウェブメディア「樂吃購!日本」(www.letsgojp.com)及びSNSの運営、越境ECサイト「MiCHi SHOP」の運営、台湾メディア・ブロガー誘致、訪日ツアー造成・販売など。