2023年4月12日

弊社は「ラーチーゴー!日本」のユーザーである台湾人香港人を対象に、Web上で「訪日旅行に関する意識調査」を実施し、4,711名から回答を得ました。

2023.1~2⽉の訪⽇外国⼈数はコロナ前の2019年同時期⽐で56.2%まで回復しており、なかでも台湾・⾹港はそれぞれ64.5%(台湾)、81.3%(⾹港)まで戻っています。台湾⼈・⾹港⼈(繁体字 中国語圏)訪⽇客数の⼤半が個⼈旅⾏者(FIT)のため、⽇本全 国各地に⾜を伸ばしてくれる傾向が強く、地⽅にとって重要なマーケットとなります。今回はインバウンドブーム再来を⽬前に、台湾⼈・⾹港⼈訪⽇客がどこへ⾏くのかを探るべく、本調査を実施。

⽇本の県ランキング⼈気の旅⾏先トップ3は、北海道、東京、京都。リピーターになるほどランキングあがる傾向がある県は⻘森をはじめとした東北エリア、四国エリア、新潟、⻑野。訪⽇経験回数が増えるにつれ、全国に需要の裾野が広がる結果が出ました。

調査結果についてのリリースは下記の通りです。(プレスリリースの内容はこちらからもご確認いただけます)

⾏きたい都道府県ランキング。所得別・訪⽇回数別の傾向を調査

インバウンドブーム再来⽬前、台湾⼈・⾹港⼈4,711名に対してアンケートを実施

台湾⼈・⾹港⼈向けの訪⽇観光情報サイトとしてNo.1のユニークユーザー数を有する「樂吃購(ラーチーゴー)!⽇ 本」を運営する株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋⾕区 ⽀社:台湾台北市、代表取締役:吉⽥皓⼀) は、本サイトのユーザーである台湾⼈・⾹港⼈(繁体字中国語圏)4,711名を対象に、Web上で「訪⽇旅⾏に関する意識 調査」を実施しました。

●調査背景
JNTO(⽇本政府観光局)によると、2023.1~2⽉の訪⽇外国⼈数はコロナ前の2019年同時期⽐で56.2%まで回復してお り、なかでも台湾・⾹港はそれぞれ64.5%(台湾)、81.3%(⾹港)まで戻っています(*1)。台湾⼈・⾹港⼈(繁体字 中国語圏)の訪⽇客数のうち、8割以上が「2回以上」⽇本を訪れており、10回以上⽇本を訪れるハードリピーター率は ⾹港が29.7%、台湾が19.4%他国と⽐べても⾼いです(*2)。また、旅⾏者の⼤半が個⼈旅⾏者(FIT)のため、⽇本全 国各地に⾜を伸ばしてくれる傾向が強く、地⽅にとって重要なマーケットとなります。そこで、今回はインバウンドブー ム再来を⽬前に、台湾⼈・⾹港⼈訪⽇客がどこへ⾏くのかを探るべく、本調査を実施しました。

●調査サマリー
⽇本の県ランキング⼈気の旅⾏先トップ3は、北海道、東京、京都

訪⽇回数別にみると、
・訪⽇回数0〜1回:⼤阪・東京・北海道
・訪⽇回数2〜9回:北海道・東京・京都
・訪⽇回数10回以上:北海道・東京・⻘森
となったいう結果になりました。
リピーターになるほどランキングあがる傾向がある県は⻘森をはじめとした東北エリア、四国エリア、新潟、⻑野。⼀⽅ リピーターになるほどランキングが下がる傾向がある県は⼤阪、東京、沖縄、奈良。

訪⽇経験回数が10回以上のハードリピーターを所得別にみると、北海道・東京・⻘森・京都はいずれの所得層でも⼈気 となり、⻑野・新潟・秋⽥・⼭形・富⼭は年収が⾼いほど⼈気でした。

●調査概要
サンプル数: 計4,711名(うち訪⽇経験10回以上のハードリピーターが2,096名)
調査主体: ジーリーメディアグループ
調査対象: 台湾⼈⾹港⼈
調査⽅法: 「樂吃購(ラーチーゴー)!⽇本」内でのインターネットリサーチ
調査期間: 2023年2⽉21⽇(⽕)〜2⽉28⽇(⽕)

●調査結果、詳細ランキング
■全体ランキング(「⾏きたい都道府県」複数回答)

■訪⽇経験回数別ランキング(「⾏きたい都道府県」複数回答)
訪⽇経験回数が少ない(0〜1回)層では、⼤阪が1位で次いで東京、北海道、京都、沖縄でした。訪⽇経験回数が10回 以上のハードリピーターでは、⼤阪は5位に下落し⻘森が3位にランクインしています。⼭形(8位)や⿅児島(9位)、 秋⽥(10位)の地⽅も上位となりました。最下位の県でも「訪問したい」と回答している⼈は、訪⽇地経験回数0〜1回 では1.1%(⼭⼝県)、訪⽇経験回数2〜9回では3.63%(福井県)であるのに対し、訪⽇経験回数が10回以上の層では5. 68%(福井県)と、訪⽇経験回数が増えると全国に需要の裾野が広がることがわかりました。

■訪⽇10回以上×年収別ランキング(「⾏きたい都道府県」複数回答)
訪⽇経験回数が10回以上のハードリピーターを所得別にみると、北海道・東京・⻘森・京都はいずれの所得層でも3割以 上を獲得し安定的な⼈気が窺えます。⻑野県や新潟県は、年収200万円以下の低所得者層ではそれぞれ⻑野 19位 14.06 %、新潟 22位 13.13%であるのに対し、201〜400万円では⻑野 15位 16.94%、新潟 12位 19.88%、401万円〜600万 円では⻑野 14位 18.72%、新潟 10位 21.4%、年収601万円以上の層では⻑野 12位 20.55%、新潟10位 21.17%と、収 ⼊と⽐例して⼈気が上昇しました。秋⽥県や⼭形県、富⼭県なども同様に年収が上がるにつれて上昇しています。⼀⽅、 ⿅児島県や熊本県、静岡県、愛知県などのように、所得が上がると⼈気が降下するエリアも散⾒されました。

●台湾⼈・⾹港⼈需要について
表取締役の吉⽥皓⼀は、「台湾・⾹港は、コロナ禍以前から訪⽇リピート率が世界で最も⾼い地域で、いわゆる「外国 ⼈向け」の情報では物⾜りなさを感じる⼈が多かった。去年10⽉の渡航の再開から半年が経過して、よりニーズの細分 化・ニッチ化が進んでいる事が、今回の調査からも明らかになった。 ⾹港も台湾も、⼀⼈当たりのGDPではすでに⽇本 を上回っており、彼らの多くが⽇本旅⾏に求めるのは「⾮⽇常」体験であり、ほかにない価値には出費は厭わない。世界 で最も頻繁に訪⽇する台湾・⾹港からの来客を魅了するには、⾼いor安いにかかわらず地域の独⾃性を活かした観光コン テンツの開発と消費者への魅せ⽅・伝え⽅が鍵を握る。」とコメントしています。 ジーリーメディアグループでは、⽇本全国の情報を台湾⼈・⾹港⼈に伝える訪⽇観光情報サイトとしてNo.1のユニーク ユーザー数を有する「樂吃購(ラーチーゴー)!⽇本」のアクセスデータとネイティブ取材陣の意⾒を参考に、各都道府 県の⼈気スポットもまとめています。
https://note.com/geelee/

吉⽥皓⼀(よしだこういち)
株式会社ジーリーメディアグループ代表取締役。1982年⽣。奈良県出 ⾝。防衛⼤学校を経て慶應義塾⼤学経済学部卒業後、朝⽇放送⼊社。 総合ビジネス局にて3年に渡ってテレビCMの企画・セールスを担当し たのち退職。2013年ジーリーメディアグループ創業。⼤学在学中に独 学で中国語を習得(漢語⽔平考試最⾼級所持)し、中国語に堪能なこ とから、台湾にてテレビ番組やCM出演、雑誌コラムの執筆なども⾏う 。⽇本国内においても、台湾⾹港のインバウンド関連のセミナーに多 数登壇。現在は東京と台北を往復しながら、⽇本の魅⼒の発信中。

●株式会社ジーリーメディアグループについて
<参考資料>
「樂吃購(ラーチーゴー)!⽇本」とは 「樂吃購(ラーチーゴー)!⽇本」(www.letsgojp.com)は、台 湾⼈・⾹港⼈(繁体中国語圏)向けに、⽇本での遊び⽅、⾷、買 い物、ホテルに関する内容を中⼼に様々な⽇本の情報を発信して いる、⽇本観光情報サイトです。⽉間250万ユニークユーザーを 擁するサイトに加え、100万⼈以上のFacebookファン、19万⼈ 以上のYouTubeチャンネル、10万⼈以上のInstagramユーザーを 獲得しており、両地域において⾮常に⾼い知名度と⼈気を持つイ ンバウンドメディアです。2011年のサービス開始以来、北海道、東北、関東、関⻄、北陸、⼭陽⼭陰、四国、九州、沖 縄など12のエリア版を開設。各地域で訪⽇台湾⼈・⾹港⼈観光客を呼び込みたい企業や⾃治体、公共交通機関、団体な どと連携し、地元の魅⼒を紹介しています。
—————————————- <会社概要> ———————————
【社名】 株式会社ジーリーメディアグループ
【住所】 東京都渋⾕区千駄ヶ⾕5-20-11 第⼀シルバービル5F
【代表取締役】 吉⽥皓⼀(よしだ こういち)
【設⽴】 2013年10⽉ 【資本⾦】 1000万円

【事業内容】
台湾・⾹港⼈向けの訪⽇観光客向けウェブメディア「樂吃購!⽇本」(www.letsgojp.com)及びSNSの運営、越境ECサ イト「MiCHi SHOP」の運営、台湾メディア・ブロガー誘致、訪⽇ツアー造成・販売など。

【実績】
国⼟交通省(観光庁)、環境省、北海道、⻘森県、岩⼿県、秋⽥県、宮城県、⼭形県、新潟県、福島県、福井県、千葉県 、東京都、神奈川県、静岡県、群⾺県、三重県、⼤阪府、京都府、奈良県、岡⼭県、⼭⼝県、⾼知県、愛媛県、徳島県、 ⾹川県、福岡県、熊本県、宮崎県、沖縄県、北海道岩⾒沢市、⼭形県新庄市、宮城県仙台市、茨城県⽔⼾市、富⼭県富⼭ 市、新潟県三条市、⻑野県佐久市、⻑野県信濃町、千葉県銚⼦市、神奈川県川崎市、千葉県成⽥市、東京都杉並区、東京 都台東区、岐⾩県岐⾩市、滋賀県⼤津市、奈良県桜井市、岡⼭県津⼭市、⼤分県別府市、広島県呉市、広島県東広島市、 福岡県朝倉市、沖縄県中城村
成⽥空港、⽻⽥空港、中部国際空港、JR⻄⽇本、JR東海、東京都交通局、⼩⽥急鉄道、東武鉄道、⻄武鉄道、阪神電気 鉄道、⼭陽電気鉄道、能勢電鉄、劇団四季、レゴランド、九州フィナンシャルグループ、千葉興業銀⾏、JCB、明治、パ ナソニック、サントリー、サッポロビール、キリン ビール、資⽣堂、avex、ローソン、セブンイレブン、マツモトキヨ シ、ビッグカメラ、ドン・キホーテ、 JTB、はとバス、LAOX、横浜⼋景島、サンシャインシティ池袋、海遊館、アクア パーク品川、⼤江⼾温泉、⾼島屋、東武百貨店、三越伊勢丹、イオンモール、三井不動産(アウトレット)、ロッテ免税店 など
※2015年 ⽇本経済新聞優秀サービス最優秀賞受賞

当プレスリリースURL
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000029.000046085.html
株式会社ジーリーメディアグループのプレスリリース⼀覧
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/46085

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
株式会社ジーリーメディアグループ 広報担当:菅江(すがえ)
電話:090-3674-8875 メールアドレス:takashi@geelee.co.jp