2024年6月17日

弊社は、「ラーチーゴー!日本」のユーザーで、日本を訪れた台湾人・香港人を対象に、日本旅行に関するアンケートを実施し、3767の有効回答を取得しました。

今回、日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたいかどうかを調査。全体の82.4%が「日本で動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい」ということがわかりました。

調査結果についてのリリースは下記の通りです。(プレスリリースの内容はこちらからもご確認いただけます)

日本旅行の魅力 水族館や動物園も 台湾人・香港人の8割強「訪日中に動物が見られる場所に行きたい」
人気ランキング 1位は「キツネ」 2位は「鹿」

株式会社ジーリーメディアグループ

株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 代表取締役:吉田皓一)は、運営する台湾人・香港人向けの訪日観光情報サイト「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」のユーザーを対象に、日本旅行に関するアンケートを実施しました。調査では、日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい人が8割強であることが分かりました。また、そのうちの6割以上が、日本で見たり触れ合ったりしたい動物に「キツネ」を選び、首位となりました。2位は「鹿」で、過半数近くが選択しました。今回の調査では3767の有効回答を取得しています。

■訪日台湾人・香港人の旅行消費額について
観光庁が発表した2024年1−3月期の訪日外国人消費動向調査※1によりますと、台湾人の旅行消費額は2,512 億円で2番目の多さでした。また香港人は1,543 億円となり5位でした。台湾人、香港人の消費額を合計すると、首位となる中国の3,526 億円を上回り、インバウンド消費を支えていることがわかりました。

調査結果1 台湾人・香港人の8割強「日本で動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい」
調査では、日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたいかどうか聞きました。
最も多かったのは「できれば行きたい」で68.2%でした。また「絶対に行きたい」は14.2%となり、全体の82.4%が「日本で動物を見たり触れ合ったりできるスポットに行きたい」ということがわかりました。
また、「絶対に行きたい」または「できれば行きたい」と答えた人に、こうした場所で何をしたいか複数回答形式で聞くと、1位は「動物と一緒に写真が撮りたい」で76.3%、2位は「動物にエサをあげたい」で72.6%でした。このほか、「小動物を抱っこしたい」との回答は52.3%で、3番目の多さとなりました。

調査結果2 日本で見たり触れ合ったりしたい動物 1位「キツネ」2位「鹿」
日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに「絶対にいきたい」または「できれば行きたい」と答えた人に対し、動物の種類について複数回答形式で聞きました。1位は「キツネ」(63.2%)で、唯一過半数以上の票を集めました。次に多かったのは「鹿」で、47.2%でした。またペットとして親しまれている猫(40.5%)や犬(35.3%)もランキングの上位となりました。※2

調査結果3 動物を見たい場所 上位に「野生の動物がいる公園や地域」、「動物が放し飼いの動物園」も人気
日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに「絶対にいきたい」または「できれば行きたい」と答えた人を対象に、どういうスポットに行きたいか聞きました。複数回答形式で質問したところ、1位は「水族館」で75%でした。2位は「野生の動物がいる公園や地域」(71.4%)となり、多くが奈良公園などの野生動物がいる場所を訪れたいと考えていることが分かりました。このほか、宮城蔵王キツネ村のような「動物が放し飼いの動物園」も60.1%となり、人気が高いことが分かりました。

調査結果4 日本で動物を見たり触れ合ったりしたい理由 6割強「環境がよくきれいで清潔感を感じるため 」
日本を訪れた際に動物を見たり触れ合ったりできるスポットに「絶対にいきたい」または「できれば行きたい」と答えた人を対象に、理由について複数回答で聞きました。最も多かったのは「日本の動物園は環境がよくきれいで清潔感を感じるため」で61.4%が選択しました。これに「地元では野生に近い動物が見られないため」(44.6%)、「地元には動物と触れ合える施設がない/少ないため」(36.6%)が続きました。

■調査を受けて
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」蔡 宇淮(さい・うかい)編集長
調査では、日本で見たり触れ合ったりしたい動物ランキングの1位が
「キツネ」、2位は「鹿」となりました。台湾や香港にはキツネや鹿
を見たり触れ合ったりできる場所がほとんどないため、エサをやった
り、一緒に写真を撮ったりすることは台湾人・香港人にとって、貴重
な体験です。台湾・香港ではできない「非日常的」なことにニーズが
あるという現れだとみています。ラーチーゴー!日本でも、キツネと
触れ合える施設の記事は人気で、日本旅行を計画する多くの台湾人・
香港人に読まれています。
また、今回の調査では、日本で動物を見たり触れ合ったりしたい理由
として6割超が「環境がよくきれいで清潔感を感じるため 」と回答し
ました。日本は、清潔感のある場所が多い国だと感じますが、動物園
や水族館もそのうちの一つです。動物の匂いなどで来場者が嫌な気持
ちになることがないよう、気配りがされていることが評価につながっ
ているのだとみています。

■蔡 宇淮(さい・うかい)編集長プロフィール
略歴:早稲田大学大学院日本語教育研究科修了。
日本語能力は最も高いN1を保有。ビジネスシーンでの日本語にも対応。
大学院卒業後「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」にて旅行ライターとして経験を積み、2018 年から現職。編集長就任1年で月間ユーザー数を100万人から250万人へと倍増させることに成功。素食(オリエンタルベジタリアン)としての知見も持つ。
2020年 長野県観光機構「繁字体オウンドメディアライティング」講師
2021年 訪日グローバルキャンペーン等に対応したコンテンツ造成事業「いすみ里山・里海体験日台友好ツアー 」台湾人アドバイザー
2022年 群馬県インバウンドカレッジ講師

■調査概要
調査対象:「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」の台湾人・香港人ユーザー (繁体字中国語で聞き取り)
実施期間:2024年4月15日~4月26日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:3767
※数値は、小数点第二位以下を四捨五入し、小数点第一位で表記しています。
※当データ使用の際は「ラーチーゴー!日本」とクレジットの記載をお願いいたします。

■樂吃購(ラーチーゴー)!日本とは(www.letsgojp.com)

台湾人・香港人(繁体中国語圏)向けに、日本での遊び方や食、買い物、ホテルについてなど様々に発信している日本観光情報サイトです。月間のユニークユーザー数は290万人で、台湾人・香港人向けの日本の観光情報サイトとしては首位です。※3
また、合計100万人以上のFacebookファン、登録者27万人以上のYouTubeチャンネル、27万人以上のInstagramユーザーを獲得しています。全国各地域で訪日台湾人・香港人観光客を呼び込みたい企業や
自治体、公共交通機関、団体などと連携し、地元の魅力を紹介しています。
※1:観光庁 訪日外国人消費動向調査 2024年1-3月期の調査結果(1次速報)の概要
※2:調査時の選択肢 キツネ、ウサギ、リス、ネコ、犬、猿、熊、鹿、馬、パンダ、トラ、ゾウ、キリン、羊、その他
※3:SimilarWeb調べ
<会社概要>
【社名】 株式会社ジーリーメディアグループ
【住所】 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-20-11 第一シルバービル5F
【代表取締役】 吉田皓一(よしだ こういち)
【設立】 2013年10月
【資本金】 1000万円
【事業内容】台湾・香港人向けの訪日観光客向けウェブメディア「樂吃購!日本」(www.letsgojp.com)及びSNSの運営、越境ECサイト「MiCHi SHOP」の運営、台湾メディア・ブロガー誘致、訪日ツアー造成・販売など。